活動事例


EXAMPLE

外来種・獣害対策

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外来種とはかつて生育生息していなかった環境へ人間活動の営みの影響により野生化して定着してしまった生物を指します。中には新しい環境に適応して在来種への影響を及ぼす「侵略的外来種」とも呼び、地域の固有の生き物にとって脅威となっています。
獣害とは、かつて1950年~70年代頃まで木材需要が高まり、拡大造林政策が行われました。そのため、広葉樹を伐採し、スギ・ヒノキを植えるため、一旦伐採した地で草や幼樹がシカの餌となったこともシカが増加した要因の1つともいわれています。
このようにシカが増加すると、林床の若い草木や樹木の樹皮が食害され、次世代が育たなくなり森林崩壊が起こります。
森林の崩壊は、防災、景観、生物多様性的な側面へと様々な被害が生じています。
外来種、獣害ともに人間活動の営みにより被害が生じている問題であり、日本の自然を守るための緊急性が生じています。

外来種の被害状況を分析し対策手法を提案します。
外来種や獣害による被害は深刻で何らかの対策を講じて自然環境、特に在来種、希少種の生育環境を保護する目的で、外来種や獣害への対策等を図ります。

業務実績

九州地方環境事務所
外来種・獣害対策

平成25年度九州地方侵入初期外来生物(スパルティナ・アルテルニフロラ)調査等業務

中部地方環境事務所
外来種・獣害対策

平成25年度白山生態系維持回復事業に係る外来植物防除業務

神戸市
外来種・獣害対策

平成26年度松くい虫被害木伐倒駆除作業

中部地方環境事務所
外来種・獣害対策

平成26年度伊勢志摩国立公園外来植物防除業務