私たちについて


ABOUT

森の調査・再生手法など
トータルで提案

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自然は人と関わることで存続してきました。かつては、人が薪を取りに森へと出かけることで、健全な関係で森が維持されてきました。しかし、燃料転換によって人と森との関係が希薄になってきたことで、自然の存続が困難になってきました。私たちは、自然の現状把握のための調査をはじめ、現在の生活スタイルに沿った自然維持の方法をトータルで提案しています。

風土を知り、現状を知るための
調査を実施

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風土(自然や歴史、文化)を調査し、その土地に最も適した風景のあり方(目標像)を立案するとともに、 地域住民と取り組むことにより実現する自然の維持・管理方法を確立することを目指します。 また、自然環境の調査や保全対策、外来種対策などの事業も実施しています。

未来に向けた理想の
森の存続を目指す

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森の維持・存続は、その時代に沿った目標像を設定する必要があります。アカマツ林を例とすると、かつて京都三山全域がマツ林であったことから、五山送り火や祇園祭の山、根引き松といった、アカマツと人との伝統や文化が京都に根付いてきました。
しかし、現在では、柴刈りなど山に生活の一部がない限り、京都三山全ての山をアカマツ林へと戻すことは難しく、適地適木を理解しながら効果的な再生計画(維持管理可能なアカマツ再生地の抽出等)を立てる必要があります。私たちは、過去にあった森の姿ではなく、未来にむけた理想の森の目標像を描くことを目指します。

それぞれの地域に
適した計画を提案

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自然維持への解決策は、その土地土地によって変わってきます。土地の風土を再認識し、人と人との繋がりの中で目標像を共有し、この土地を良くするための行動を起こすことが大切です。
技術やマンパワー、資金を提供する等、行動の起こし方は様々ですが、土地の風土に合った風景づくりを行うには長い年月が必要です。私たちは、この土地を良くしたいという人々の思いを、様々な形の行動へと移すためのコーディネートを行い、持続可能な社会の仕組みづくりを目指します。